原発事故教訓、共有の重要性訴え 福島・双葉で国際ワークショップ
原子力損害賠償・廃炉等支援機構などは27日、事故発生から15年が過ぎた東京電力福島第1原発の廃炉の現状などを伝える国際ワークショップを福島県双葉町で開いた。機構の更田豊志廃炉総括監は講演で「廃炉はいまだに初期段階で、事故の検証は始まったばかりだ」と述べ、国際協力を強化し、事故から得た知見を広く共有する重要性を訴えた。
原発事故による被害で全町避難を経験した双葉町で6月1日に開業したホテルが会場となり、約130人が参加した。
更田氏は「規制当局の独立性は極めて重要」と強調。原子力規制委員会の山中伸介委員長は「あの事故は技術を過信した人間の判断の甘さが招いた事態だった」と当時を振り返った。
