クマ人身被害減へ積極捕獲も 環境省、ガイドライン改定

 環境省は3日、都道府県がクマの保護・管理計画を策定する際のガイドラインを改定した。個体数の増加で人身被害が深刻化しているとして、保護重視から個体数管理の強化に転換する。県境をまたいで分布する「個体群」ごとに捕獲方針を定め、成獣400頭以上の個体群は被害低減のための積極的な捕獲を推奨している。

 環境省と複数の都府県で設置する「広域協議会」が地域の個体群を管理することが基本。北海道は五つの地域に分けて管理する。

 これまでの指針は自然増加率以下の捕獲しか認めていなかったが、改定により、成獣400頭以上の個体群は適正数に減らせるよう自然増加率を超える捕獲を可能とした。

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