パキスタンの大気汚染、最下位に 企業調査、南アジア深刻化

 【イスラマバード共同】スイスの空気清浄器メーカー「IQエアー」は24日、昨年の世界の大気汚染状況をまとめた報告書を公表した。国・地域別の順位ではパキスタンが最下位で、バングラデシュが続いた。都市別で見るとインド、パキスタン、中国の都市が下位25位を占めた。南アジアを中心に健康被害につながりかねないレベルで大気汚染が深刻化している。

 143の国・地域にある9446都市を対象に微小粒子状物質「PM2・5」のデータを収集し、分析した。パキスタンとバングラデシュは、世界保健機関(WHO)が推奨する基準値の約13倍に達した。日本も基準値の約2倍を記録し、汚染が少ない順の49番目だった。

 基準を満たしたのは中米カリブ諸国やオーストラリアなどの13カ国・地域にとどまった。同社は、山火事や気候変動の影響で世界的に汚染が進んだとして「改善に向けたプロセスは停滞している」と指摘した。

 PM2・5は自動車の排ガスや火力発電所、工場の排煙のほか、野焼きや砂嵐なども発生源となる。

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