美浜原発3号機、50年超へ申請 関電が管理計画、原子力規制委に

 関西電力は24日、美浜原発3号機(福井県美浜町)の50年を超える運転の認可に必要な長期施設管理計画をまとめ、原子力規制委員会に申請した。美浜3号機は来年12月で運転開始から50年となる。関電によると、計画の期間は来年12月1日から10年間。一部の機器や構造物の交換などの保全策を実施すれば、健全性は保たれるとしている。

 50年超えの申請は国内3例目。すでに関電高浜原発1、2号機(同県高浜町)が規制委の認可を受けて運転開始50年を迎えている。

 今年6月開始の新制度により、30年以上運転する原発は10年を超えない期間ごとに管理計画を作り、規制委の認可を得る必要がある。

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