皇族数確保「立法府総意」を決定 女性身分保持と男系養子

 衆参両院は10日、各党派を集めた全体会議を衆院議長公邸で開き、皇族数確保策に関する「立法府の総意」を決定した。「女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案」と「旧11宮家の男系男子を養子に迎える案」を了とし、総意に基づく法制化を政府に要請する内容。安定的な皇位継承策は先送りし、検討継続を付帯決議で確認するよう各党派に求めた。高市早苗首相は衆参正副議長から報告を受け「早急に法案策定に取りかかり、速やかに骨子案を示せるように取り組む」と応じた。

 森英介衆院議長(自民党)は全体会議で、養子案に関し「養子となった男子に男の子が生まれれば、皇位継承権を持つ」とした自身の発言を陳謝した。衆院野党第1党の中道改革連合の笠浩史氏は、総意の内容が政府の法制化作業に十分反映されていない場合は「差し戻しもあり得るとの厳しい姿勢で臨んでほしい」と求めた。

 政府は皇室典範改正作業を本格化させ、6月下旬に閣議決定する方向で調整に入った。7月17日までの会期内成立を目指す。

政治最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング

    話題の写真ランキング

    リアルタイムランキング

    注目トピックス