国会議事堂、初の大規模改修へ 築90年、耐震強化

 国会議事堂本館で、初となる大規模な耐震改修工事の計画が進んでいる。1936年の完成当時は「永久的の大建築物」と称された堅固な楼閣も老朽化は避けられず、耐震性に疑念が生じたためだ。歴史的価値を踏まえ、外観と内装はいずれも維持しつつ、国会開会中の審議に影響が生じないよう配慮する。工事は2030年度中に始まり、8年ほどかかる見通しだ。

 衆院事務局によると、改修工事は議事堂の基礎の下に免震層を設け、全体を免震化する工法を採用。工事中も建物内を使用でき、内外を大きく傷つけずに済む。推計費用は600億~700億円で、資材高騰により上振れする可能性もある。現在は30年度の着工に向け、詳細な改修計画を立てている状況だ。

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