対中念頭に威圧的措置懸念 日印外相、経済安保で協力

 【ニューデリー共同】茂木敏充外相は16日、訪問先のインド・ニューデリーでジャイシャンカル外相と会談し、経済的威圧を強める中国を念頭に「地域における威圧的措置への懸念」を共有した。経済安全保障分野での協力推進で一致。対中依存度が高い半導体やレアアース(希土類)のサプライチェーン(供給網)の強靱化を目指すことで合意した。

 茂木氏は「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)実現に向け重要なパートナーだ。安保や人的交流で着実に成果を出したい」と呼びかけた。ジャイシャンカル氏は「日本との協力は最優先事項だ。両国は現在の不確実な世界情勢で国際秩序に義務と責任を負っている」と述べた。

 レアアースの供給網構築を巡り、民間による「経済安全保障対話」の枠組みを新設することを確認。具体的な協力につなげ、多角的な供給網の確立を狙う。

 人工知能(AI)分野での連携も進め、事務レベルの「戦略対話」設立を申し合わせた。両国間での共同研究や研究者交流を強化することで双方の競争力を向上し、技術革新や成長を図る。

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