政府、国境離島把握へ新システム 地形変化を早期に察知

 政府が4月にも取りまとめる「海洋開発重点戦略」の概要が判明した。領海や排他的経済水域(EEZ)の根拠となる国境離島の状況を把握するため「地形照合システム」を新たに整備すると明記。地形変化を早期に察知し、海洋開発や経済活動の促進に役立てる狙いがある。政府関係者が29日、明らかにした。

 国境離島は地理的に本土から離れており、地形変化に気付くのが難しいとされる。領海やEEZなどの経済活動領域が縮小するリスクを減らすため、新たなシステムを構築する必要があると判断した。

 システムは内閣府や国土地理院が整備。レーザー測量のデータを比較、分析し、地形変化の兆候を見つける。

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