2月宿泊者、4814万人 外国人、前年比倍増に迫る

 観光庁が29日公表した2月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館の宿泊者数は、前年同月比17・0%増の延べ4814万7890人だった。外国人は93・0%増の1144万3530人。円安を背景に訪日客が多く、倍増に迫る勢いだった。日本人は4・2%増の3670万4360人。

 旅館やホテルなどの客室稼働率は54・4%で1・0ポイント高くなった。

 宿泊者総数はコロナ禍前の19年2月比でも10・6%増と好調だった。

 1月分の2次速報も公表した。外国人宿泊者の19・3%は韓国で、国・地域別のトップ。台湾16・6%、中国15・5%、米国7・2%と続いた。

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