両陛下、熊本地震の被災地を訪問 地震2カ月、3市町で住民見舞う

 熊本地震の被災者と懇談される天皇、皇后両陛下=30日午後、熊本県宇城市
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 天皇、皇后両陛下は30日、熊本地震の被災地を見舞うため、熊本県を訪問された。甚大な被害を受けた八代市に自衛隊のヘリコプターで入り、臨時ヘリポートに降りた際、被災地全体に向けて深々と黙礼した。日帰りの日程で、氷川町と宇城市も巡って状況を視察し、被災者と面会した。

 最大震度7を観測した7月28日の地震で、県内の死者は計38人に上る。発生から2カ月が過ぎ、なお約1400人が避難所での生活を余儀なくされている。

 両陛下はこの日午前、羽田空港から特別機で熊本空港に到着した。

 午後、20人が亡くなった八代市を訪れ、避難所で被災者12人と懇談した。両陛下は腰をかがめて目線を合わせ、余震の恐怖や自宅再建の見通しが立たない不安に耳を傾けた。皇后さまは「少しでも力になれたら」と語りかけた。

 両陛下はその後、マイクロバスで氷川町に移った。小学校体育館で近くの仮設住宅に暮らす人のうち13世帯22人と面会し、天皇陛下は「仮設はいかがですか」と尋ねた。宇城市では被災者との懇談に先立ち、通り沿いに並ぶ損壊した建物を見た。

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