水俣病患者見つめた記録、後世へ 写真家9人、共同で出版

 水俣病の被害が甚大だった熊本県水俣市などで、現地の様子を長年記録してきた9人の写真家による共同写真集が15日、出版された。水俣病が1956年に公式確認されてから5月で70年。9人が60年以降に撮影した患者やその家族の暮らし、原因企業チッソ前での座り込み、漁村の風景などを収録し「なかったことにしてはならない歴史と記憶」を次世代に伝える。

 写真集は「水俣からあなたへ 9人の写真家が見つめた水俣病の70年」(リトルモア)。水俣市で78年から約1年半、患者の畑仕事を手伝いながら取材を続けた芥川仁さん(78)=宮崎市=らが参加する一般社団法人「水俣・写真家の眼」が、刊行を決めた。

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