東電の裁判記録、永久保存を要請 東京地検に、原発告訴団
2011年3月の東京電力福島第1原発事故で、東電旧経営陣の刑事責任を追及してきた福島原発告訴団などは15日、業務上過失致死傷罪で強制起訴され無罪が確定した旧経営陣の裁判記録を「刑事参考記録」に指定して永久保存するよう東京地検に申し入れた。東電社員らの証言や津波対策の検討状況などを示す多数の資料が公判に提出されており、実質的な事故調査報告書だとしている。
事故を巡っては、告訴・告発を受けた東京地検が旧経営陣を不起訴としたが、検察審査会が起訴すべきだと議決し、原子力部門のトップだった武黒一郎元副社長らが強制起訴された。一、二審で無罪となり、最高裁で25年3月に確定した。
