福岡の市職員自殺で妻が提訴 上司と部下の精神的圧迫主張

 福岡県直方市の男性職員=当時(44)=が2015年、うつ病を発症し自殺したのは、未経験の部署で上司と部下から精神的な圧迫を受けたことが原因だとして、妻が8日、市に約9200万円の損害賠償を求め福岡地裁に提訴した。地裁は昨年12月、公務災害を不認定とした処分を取り消す判決を言い渡していた。

 訴状によると、男性は1993年に採用され、15年6月、経験のない部署の係長に異動。部下は業務の相談や質問に突き放すような態度を取ったり、上司は同僚や部下の面前で叱責したりした。9月末頃にうつ病を発症、けがから復職予定だった10月に実家で自殺したとしている。

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