愛媛警察官、酔って秀吉像損壊か 名古屋で、愛知県警が捜査

 名古屋市西区の円頓寺商店街入り口にある豊臣秀吉像の首部分が8月に折られた事件で、愛媛県警の男性警察官と名古屋市の男性が関与した疑いが浮上し、愛知県警が器物損壊容疑での書類送検を検討していることが25日、捜査関係者への取材で分かった。警察官は愛知県に出張中で、酒に酔っていたとみられる。

 捜査関係者によると、警察官と名古屋市の男性は8月の別の時期に、強化プラスチック製の秀吉像を損壊した疑いがある。2人に面識はないとみられる。

 愛媛県警監察官室は「判明した事実に即して適切に対処する」としている。

 同月下旬、壊された像を見つけた近隣住民が、像を管理する商店街振興組合関係者に連絡。組合幹部らが確認したところ、首部分が折れていた。

 秀吉像は2013年、織田信長や徳川家康像と共に寄贈された。座った姿で、台座を含め大人の腰ぐらいの高さ。過去にも壊される被害に遭っている。商店街振興組合関係者は警察官が関与した疑いがあると知り「いたずらのつもりだったのだろうか。信じられない」と話した。像はまだ修理が続いているという。

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