宮内庁長官に黒田氏 次長は元警視総監の緒方氏

 宮内庁の西村泰彦長官(70)が退任し、黒田武一郎次長(65)が新長官に昇格する人事が、19日の閣議で決まった。後任の次長には元警視総監の緒方禎己氏(62)が就任する。いずれも24日付。

 黒田氏は東大卒で、1982年に自治省(現総務省)に入省した。熊本県副知事や消防庁長官、事務次官などを経て、2023年12月に宮内庁次長に就任した。兵庫県出身。

 緒方氏は東大卒。87年に警察庁に入庁した。京都府警本部長や警察庁生活安全局長などを経て、24年1月から警視総監を務めた。福岡県出身。

 西村氏は三重県出身。79年に警察庁に入庁し、沖縄県警本部長や警視総監を歴任した。

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