大規模災害に備え関係強化 東北管区警察局長が抱負

 東北管区警察局長に5日に就任した小山巌氏(57)が25日、仙台市で記者会見し「大規模災害に備え各県警の合同訓練や、他機関との日頃の関係強化に力を入れたい」と抱負を語った。

 着任後、東日本大震災の被災地を訪れ、被害の大きさを実感したという。「災害対応能力を高める必要性を改めて認識した」と述べた。

 徳島市出身で、1991年警察庁入庁。熊本県の球磨川が氾濫した2020年7月豪雨当時の同県警本部長で、自衛隊などとの連携の重要性が身に染みたという。長野県警本部長も務めた。

 東北での勤務は96年に宮城県警捜査2課長に就いて以来、2回目。

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