熊本・避難所生活なお2千人超 猛暑下、関連死の相談続出
熊本県は27日、震度7を観測した地震で、避難所が61カ所開設され、計2460人が避難していると明らかにした。家屋被害は推計も含めて4万2222棟になった。28日で地震発生から1カ月。一時は1万人を超えた避難者は減少したが、損壊した自宅で暮らす人も多数に上る。被災者の生活の全容は見えず、県は実態把握を進める。少なくとも11人について災害関連死に当たるかどうか、各自治体に相談が寄せられていることも判明。被災地は最高気温35度以上の猛暑日が続き、命を守る対策が求められる。
政府は27日、九州7県への旅行・宿泊料金を割り引く「九州応援割」や、住まい再建の補助などを盛り込んだ支援策のパッケージを決定した。複数の政府関係者によると、応援割の最大割引率は熊本、鹿児島両県が6割、その他の5県は5割で調整。JR九州は27日、一部区間で運行見合わせが続く九州新幹線について、9月18日に全線で再開すると発表した。
熊本県によると地震の死者は38人。重症は33人。死者のうち2人に関連死の疑いがある。
