熊本地震、災害ごみ搬出本格化 首相、8月中の断水解消を指示
熊本県で震度7を観測した地震は4日、発生から1週間となった。家屋被害は推計を含め約1万2千棟に上り、復旧に向け12市町村に開設された災害ごみ仮置き場への搬出が本格化している。断水は解消せず、避難者は4日時点で150カ所の避難所に8千人超。車中泊している被災者も多い。猛暑による健康被害が危惧され、県は90カ所超の宿泊施設を確保し、2次避難を進める。
家屋倒壊が多発した氷川町では4日朝、災害ごみの仮置き場に多くの人が押し寄せた。処理能力に上限があるため、午前中の受け付けは開始から1時間足らずで打ち切った。
木原稔官房長官は4日の記者会見で、災害ごみについて「被災地の復旧復興を進めていく上で、迅速かつ適正な処理が極めて重要だ」と指摘。「さらなる仮置き場の設置を含め、被災地の住民のニーズを先取りした支援を行う」と強調した。
断水は5市町で約4万5千戸。高市早苗首相は4日、熊本地震の非常災害対策本部会議で「8月末までに全ての地域で完全に解消されるよう、全力で取り組んでほしい」と指示した。
