熊本で震度7、死者1人 イオン爆発、10人安否不明
28日午後4時27分ごろ、熊本県の宇城市と氷川町で最大震度7を観測する地震があった。熊本県嘉島町の大型商業施設「イオンモール熊本」では爆発が発生。県などによると、2階部分が崩落し、従業員らが閉じ込められた。複数人を救助し、10人が安否不明となっている。県内では他にも建物倒壊や火災が相次ぎ、死者の他、多くの負傷者が出た。揺れは九州から北陸の広範囲で観測された。
熊本県警によると、イオンモール熊本では、施設にいた人のうち約200人の避難後に爆発したという。政府高官は、ガス漏れが原因の可能性があるとの見方を示した。八代市では倒壊した家屋で見つかり、搬送された1人が死亡した。熊本県によると、日本製紙八代工場で救助された2人が心肺停止。他9人が安否不明となっている。
熊本市の済生会熊本病院によると、地震でけがを負った約50人が搬送された。心肺停止状態の人もいるという。氷川町の八代北部地域医療センターは、80人以上のけがの対応をした。県内では停電も起きた。
気象庁は今回の地震を「令和8年熊本地震」と名付けた。熊本県では2016年4月にも2度の震度7の地震が起きている。国内で震度7を観測したのは24年1月の能登半島地震以来。
