トランプ氏、大規模攻撃見送りか 対イラン防空ミサイル不足を懸念
【ワシントン、カイロ共同】米紙ニューヨーク・タイムズは25日、トランプ大統領がイランに対する大規模攻撃を当面見送る方針を固めたと報じた。戦闘が激化すれば、防空ミサイルなどの備蓄が枯渇する可能性があると懸念。中東での戦闘拡大に加え、イラン攻撃を受けるペルシャ湾岸の同盟国との関係悪化、国際的なエネルギー危機も危惧しているという。
米ニュースサイト、アクシオスによると、トランプ氏は24日、イランへの新たな空爆を実施しないよう米軍に指示。米軍は今月11日から13日連続で攻撃したが、イランとの協議進展に向け期待しているほか、現在の規模で空爆を続けても効果に限界があると判断した可能性があるとしている。
ニューヨーク・タイムズによると、トランプ氏と側近らは24日、非公開で今後の対応を協議。米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長は大規模攻撃の再開は可能だが、中東で作戦を統括する米中央軍の迎撃ミサイルの在庫が危険なレベルに減少すると警告した。
トランプ氏の娘婿のクシュナー氏らは、イランとの交渉継続を主張した。
