米イラン戦闘終結合意 19日に署名式、海峡開放
【ワシントン、テヘラン共同】米イラン両政府は15日までに戦闘終結に向けた覚書に合意したとそれぞれ発表した。スイス・ジュネーブで19日に式典を行う。米政府高官は15日、米国とイランの双方が覚書に既に署名したと記者団に明らかにした。順調にいけば、封鎖状態が続いてきたホルムズ海峡は覚書締結後に開放される。一連の交戦は海上輸送の停滞と油価高騰を引き起こしたが、中東情勢の緊張緩和を受け原油先物価格は下落し日経平均株価は大幅続伸した。
覚書締結後60日間でイラン核問題や制裁解除などを協議し、最終解決を目指す。双方の立場に相違があり、協議は紆余曲折をたどりそうだ。レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラを攻撃するイスラエルが、攻撃を停止するかどうかも焦点。偶発的衝突を発端に戦闘が再燃する恐れもある。米高官によると、覚書に署名したのは、米側はトランプ大統領とバンス副大統領、イラン側はガリバフ国会議長。覚書について、24~48時間以内に内容が公表される見通しだと記者団に説明した。
