米中首脳会談、貿易拡大で一致 関係安定を強調、北京で2日目
【北京共同】トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は15日、北京で前日に続き会談した。トランプ氏によると、中国が大豆などの米国産農産物や原油、米ボーイング製の航空機200機を購入することで合意。関税は議論しなかった。米中が安全保障で激しい競争を続ける中、両首脳は貿易拡大で一致点を見いだし、両国関係の安定化をアピールした。9月下旬に改めてワシントンで会談する見通しだ。
トランプ氏は3日間の訪中日程を終えた。帰米途中の専用機内で記者団に、台湾問題を巡っては中国側に「何も約束していない」と説明。習氏から台湾を防衛するかどうかを問われたが「話さない」と応じたと明らかにした。台湾への武器売却に関して「近く判断する」とし「台湾を統治している人物と話さなくてはならない」と述べ、頼清徳総統との協議が必要だとの考えを示した。
農産物の購入拡大は中国に対する米側の主要な要求項目の一つだった。米通商代表部(USTR)のグリア代表は米メディアに対し、今後3年間にわたって年に数百億ドル(数兆円)規模になると言及した。
