今国会中に皇室典範改正 衆院議長「立法府総意を」
衆参両院は15日、皇族数確保策に関する全体会議を衆院議長公邸で開いた。昨年4月以来、約1年ぶりの再開で、衆参全13党派の代表者が意見表明した。中道改革連合は見解を取りまとめるべく議論をスタートしたと説明し、議論の現状報告にとどめた。森英介衆院議長は今国会中に皇室典範の改正を目指すと明言。「できるだけ速やかに立法府の総意を取りまとめたい」と述べ、中道に1カ月後をめどに党見解をまとめるよう要請した。
中道の笠浩史氏は会議後、記者団に次回の全体会議までに党見解を集約する意向を示した。森氏は記者会見で、全体会議での中道の見解表明を受け、衆参両院の正副議長が国会見解の取りまとめに入る段取りを示した。中道の対応が当面の焦点となる。
全体会議は2022年1月に始まり、政府の有識者会議が答申した(1)女性皇族が婚姻後も皇族の身分保持(2)皇統に属する男系男子の養子縁組を容認-の主要2案を軸に議論を進めてきた。いずれも現行の皇室典範では認められていない。
