ハンガリー総選挙で政権交代へ 首相敗北宣言、新興野党圧勝予測
【ブダペスト共同】ハンガリーの議会(一院制、定数199)総選挙が12日、投開票され、新興野党の中道右派「ティサ(尊重と自由)」が圧勝する見通しとなった。オルバン首相(62)はロシア寄りの姿勢を深め、欧州連合(EU)のウクライナ支援や対ロ追加制裁に反対してEUの結束を乱してきたが、16年ぶりの政権交代となる。
新首相にはティサのマジャル党首(45)が就任する予定。EUとの関係は改善し、ロシアとの関係も見直される見通しだ。
オルバン氏は右派与党「フィデス・ハンガリー市民連盟」を率いたが、12日夜の演説で「野党になっても祖国と国民に奉仕する」と述べ、敗北を認めた。マジャル氏も演説し「われわれは国を取り戻すことができた」と述べ、勝利を宣言した。
新政権はEUによるウクライナへの約900億ユーロ(約16兆5千億円)の無利子融資に賛成する方針のため、ウクライナ情勢にも影響する。
