首相、訪米終え帰国の途 ホルムズ航行、検討継続
【ワシントン共同】高市早苗首相は20日(日本時間21日)、トランプ米大統領との会談など一連の訪米日程を終え、政府専用機で帰国の途に就いた。トランプ氏は、イランが事実上封鎖したホルムズ海峡の航行の安全確保に向け、日本に貢献を要請した。首相は艦船派遣には法的制約があるとして理解を求めたが、対応策の検討は今後も続くことになる。
首相は会談で、イランの周辺国への攻撃を非難し、事態の早期沈静化が重要だと強調した。世界中に平和と繁栄をもたらせるのはトランプ氏だけだとして「しっかり応援したい」と伝えた。トランプ氏は、原油輸入を中東に依存する日本の立場を踏まえ行動を促した。
経済面では、次世代原発の小型モジュール炉(SMR)建設など約11兆5千億円規模の対米投融資第2弾で合意した。重要鉱物のサプライチェーン(供給網)強化に関する行動計画などをまとめた。首相は、日本で米国産原油を備蓄する共同事業を提案した。
首相は出発に先立ち、ワシントン近郊のアーリントン国立墓地を訪れ、献花した。
