JR東日本が運賃を値上げ 民営化後初、首都圏で大幅増
JR東日本は14日、運賃を平均7・1%値上げした。消費税増税などを除く本格的な引き上げは1987年の民営化後初めて。首都圏の路線は私鉄との競争で安く設定してきた経緯があり、利用者の多い都市部で値上げ幅が大きくなる。
東京駅丸の内北口改札前では、終電後の午前1時過ぎ、作業員が切符売り場に掲示している値上げ前の運賃表を剥がすと、新しい金額を反映させた表が現れた。JR東日本首都圏本部鉄道事業部モビリティ・サービスユニットの橋本英樹部長は「値上げしたが良くなったと言ってもらえるよう、今後も安全やサービス向上のための設備投資、修繕を重点的に進める」と話した。
首都圏の路線は、他の地域より割安な「電車特定区間」と「山手線内」の運賃区分が設定されていた。今回の改定で、主要路線に適用される「幹線」の区分に統合され、値上げとなる。山手線内で16・4%増、電車特定区間で10・4%増となり、他の区間より値上げ幅が大きい。東京-新宿は210円から260円に、東京-横浜は490円から530円に上がる。
