移民・税関捜査局「廃止せよ」 全米デモ、抗議市民射殺に怒り

 【ニューヨーク、ロサンゼルス共同】米中西部ミネソタ州ミネアポリスで抗議中の市民が移民取り締まりの捜査官に相次いで射殺された事件を巡り、全米各地で30日、抗議デモが行われた。米メディアによると、ミネアポリスでは氷点下10度を下回る寒さの中、大通りを埋め尽くした参加者らが「移民・税関捜査局(ICE)を廃止せよ」と怒りの声を上げた。

 市内ではロック界の大御所、ブルース・スプリングスティーンさんがチャリティーコンサートを急きょ開催。移民取り締まりを批判する新曲「ストリーツ・オブ・ミネアポリス」を披露した。

 東部ニューヨーク中心部マンハッタンでも数百人が行進。作業療法士のモリー・ゴールドマンさん(30)は「トランプ政権の移民取り締まりは奴隷狩りのようだ。恐ろしい」と憤った。

 中南米系移民が多く住む西部ロサンゼルスでは、市庁舎前に数千人が集まり「ICEは出ていけ」と声を合わせた。

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