米ウクライナ首脳会談へ 安全の保証、復興を協議
【キーウ、ダボス共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、スイス・ダボスでトランプ米大統領と会談する。両政府が明らかにした。ロシアによる侵攻が続く中、策定中の20項目の和平案のほか、ロシアとの戦闘終結後の「安全の保証」や復興計画で進展があるかどうかが焦点だ。
トランプ氏は訪問先のダボスで21日「ロシアとウクライナは(戦闘停止に)合意しなくてはならない。あまりにも多くの人が亡くなっている」と述べた。当初は21日に会談予定とされていたが、攻撃により、キーウのエネルギー事情が壊滅的となったことを受け、ゼレンスキー氏がダボス行きを見合わせていた。
両首脳は昨年12月28日に米南部フロリダ州のトランプ氏の私邸で会談。最大焦点のウクライナ東部ドンバス地方(ドネツク州とルハンスク州)の領土問題では合意に至らなかった。トランプ氏は会談後、和平交渉の成否は「数週間以内に判明する」と述べていた。
ウクライナは、領土問題での合意は急がず、比較的意見の隔たりが小さい「安全の保証」に関する米国との2国間協定や8千億ドル(約126兆円)規模の復興計画での合意を優先させたい考え。
