女性トイレを男性以上に、国交省 駅や映画館、待ち時間短縮

 国土交通省は、駅や映画館などで利用者が男性と女性でほぼ同数の場合、女性用トイレの便器設置数を男性用以上にするとの指針案をまとめた。男性より利用時間が長い女性の待ち時間を減らし、女性用トイレで発生しがちな行列の解消を目指す。指針に強制力はないが、施設を管理する事業者が設置数を決める際の参考にしてもらう。3月末までに決定する。

 指針案は、男性用トイレの大、小便器の合計数と女性用を比べ、女性用が男性用以上となることを原則とした。具体的な設置数は、男女の利用時間の違いや、施設を利用する男女比を基に計算する。例えば、便器を計16個程度設置できる広さでは、男性6、女性10とする。

 トイレの面積は、設置数で女性用が男性用を上回る場合、女性用を広くするよう求める。増床を伴わない部分改修で対応するケースでは、個室を狭くすることで設置数を増やす手法などを示す。

 増設や改修ができない事業者向けの取り組み事例も提示する。間仕切りを可動式とし、一部の個室を時間帯に応じて男性用から女性用に切り替えることなどを盛り込む。

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