行基、空海、武田信玄、豊臣秀吉…歴史上の偉人たちが行ったインフラ整備 今に続く先人たちの功績に驚き

歴史上の偉人たちが日本のインフラ整備に果たした功績が、SNS上で大きな注目を集めている。きっかけになったのは、国土交通省がホームページ上で公開している「日本の河川技術の基礎をつくった人々・略史」。

仏教にもとづいた庶民の救済事業に奔走し、昆陽池(兵庫県伊丹市)や狭山池(大阪府狭山市)などの溜池をつくった行基。

たびたび決壊していた満濃池(香川県まんのう町)に、堤防を築いた空海。

甲府盆地を流れる釜無川と御勅使川の合流部に信玄堤など、総合的な治水事業を施した武田信玄。

大阪城の築城にあたり、周辺地域の新田開発と洪水防御のため、淀川水系に太閤堤や文禄堤等を築いて流路を固定させた豊臣秀吉。

奈良時代から明治時代まで、教科書にも出てくるメジャーなものから知る人ぞ知るものまで、さまざまな人物と事業が記載されており、今ある環境は元来あったものではなく、先人の努力と志の末に築かれたものなのだと気づかされる。

SNSユーザーたちから

「空海のあとに戦国大名たちがズラズラと並んでいるのが壮観ですらある。いくさだけやってたわけではないんですよ」

「戦に勝つためには大兵力を揃える必要があり、大兵力を養うためには大量の兵糧が必要。兵糧を確保するためには治水工事によるコメの増産が必要、ということで、戦国大名は治水に勤しむことになるんです」

「このリストにある田中丘隅を、とても尊敬しているよ。川崎宿のアガリで多摩の新田開発を行い、多くの農民を救った人でもある。酒匂川の堤防を築き、流域が復興したから、二宮尊徳も後に栢山に生まれた。歴史は連鎖する、よくも悪くも」

「日本では公権力によるインフラ整備が中世にいったん空洞化して、再開されるのが戦国大名領国組織の登場からということですね」

「これ面白いコンテンツになれると思う。ちゃんとサイト作ってほしい。成富兵庫茂安も載ってる」

など、数々の驚きの声や関心の声が上がっている「日本の河川技術の基礎をつくった人々・略史」。興味のある方は、ぜひご覧になっていただきたい。

(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

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