【漫画】なにかと大変そうな転勤ですが…「また転勤したい」派の本音→「地方支社でモテる」「家賃安い食べ物美味しい」
どちらかというと「大変だね」とネガティブな印象で語られがちな転勤について、実は「転勤してよかった」「また転勤したい」とひそかに思っているみなさんに、転勤してよかったその理由を伺ってきました!
■仕事に飽きる頃にまた転勤したい
Aさん(九州在住、40代、会社員)がお勤めの会社は全国に支店があり、多いと数回の転勤を経験します。Aさんは独身で転勤に反対される家族がいないこともあり、そのなかでも多くの転勤を経験してきたそうです。
Aさんが転勤が好きな理由は「仕事に飽きてきたな、と思う頃に転勤になると、お客様や同僚が完全にリセットされてまた新鮮な気持ちになれる」ことと「会社都合の転勤をすると転居費用だけでなく支度金・準備金名目で一時金が出て、通常3年で打ち切りになる住宅手当の会社割り増し負担分がまたもらえるから」ということだそうです。
「同じ会社なのに、そんなに違う?って言われますが、オフィスのインテリアとか街の雰囲気とか、支社ごとにまるで「別会社」に転職したようで、新鮮でしたね。もし、転勤がなかったら飽きてしまって無駄に転職回数重ねちゃってた気がします。僕みたいなタイプには転勤楽しみでしかないですね」
確かにそんな風に聞くと楽しそうに聞こえます…!
■地方支社に行くとなぜか現地でモテる
Bさん(関東在住、40代、会社員)は20代と30代で2回ずつ転勤の経験があり、数年前に本社に戻ってきています。
Bさんが転勤で配属された支店はこれまで旅行先としても行ったことがなかった地方ばかりで、初めての転勤時はその土地に馴染めるか心配していたそうですが、意外と大丈夫ということに3回目の転勤で気がついたそうです。
「僕が配属になったのは、政令指定都市のような大きな街の支店ではなく、どちらかというと人口減少に悩んでいるような市が多かったんですが、なぜか地元にいる時より明らかにモテました。東京基準の給料で借り上げ社宅、光熱費や通信費も一部負担だったので、たぶんまわりより可処分所得が大きかったんだと思います。実は結婚相手も3回目の支店で出会った事務の子で…一緒についてきてもらいました」
Bさんだけの「よかったこと」なのか、多くの人が経験していることなのか悩ましいところです。他にも同じ経験をした方はいらっしゃるのでしょうか。
■家賃安い食べ物美味しい趣味満喫!
Cさん(北海道在住、20代、会社員)は新卒入社後、本社での研修期間を経て初任配属地として北海道に配属されました。
特に配属先に希望がなかったCさんは今の支社に「行きたい」と思っていたわけではなかったそうですが、今は「このまま支社でずっと過ごしたい」と考えているそうです。
「家賃が安くて部屋が広いし、会社までの通勤時間も短いです。本社に配属になった同期の話を聞いていると大変そうだなと思います。あと、普通のコンビニでも食べ物がおいしいんですよね!!札幌に住んでるっていったら大学の友達も遊びにきてくれたりして意外と寂しくないですし。あと、冬は気軽にスキー行きます。めっちゃ楽しいです。あと5年くらいは帰りたくないですね」
「水が合うところ」とよく言いますが、転勤者に人気の支店、確かにあるそうです!
■第一生命「合意のない転居を伴う転勤を廃止、全国型を選択した社員には転勤の有無に関わらず給与の20%を手当として支給」
「転勤してよかった」と実感している人もいるものの、生活の見通しが立たない、慣れ親しんだところで働き続けたいという人が多数派。人材確保のため、転勤制度の見直しを進める企業が増えています。
第一生命では2027年度から働く場所も含めた「キャリアの選択肢の拡大」を目指し、合意のない転居を伴う転勤を廃止し、基準勤務エリアを選択、転勤者には月額最大16万円の各地赴任手当を支給するなど、社員が納得感をもてるような仕組みづくりに取り組むとのこと。
どのような仕組みが転勤のスタンダードになっていくのか注目です。
【参考】
▽第一生命-第一生命ホールディングス 人事制度改定について
◆沼田 絵美(ぬまた・えみ)人材業界や大学キャリアセンター相談業務などに20年以上携わる国家資格キャリアコンサルタント。




