「働き方の満足度」正社員よりも契約・パート・派遣社員で高いことが明らかに

正社員よりも契約・パート・派遣社員のほうが働き方の満足度が高い--そんな調査結果が、旭化成アミダス株式会社(東京都千代田区)と未知株式会社(大阪府大阪市)が共同で実施した「働き方の満足度」に関する実態調査でわかりました。では、働き方を選ぶ際、どのようなことを重視するのでしょうか。

調査は、全国の男女400人(正社員41.0%、パート・アルバイト22.8%、フリーランス19.8%、契約社員5.0%、派遣社員3.0%、無職(就職活動中を含む)8.5%)を対象として、2025年11月~12月の期間にインターネットで実施されました。

調査の結果、現在の働き方に「満足している」と答えた割合は49.0%、「満足していない」は33.4%となりました。

「満足している」と答えた割合を雇用形態別に見ると、「契約社員」(70.0%)、「パート・アルバイト」(58.2%)、「フリーランス」(50.6%)、「派遣社員」(50.0%)が「正社員」(48.2%)を上回りました。

しかし、「今後希望する働き方」については、「正社員として安定的に働きたい」(45.5%)が最多に。一方、「フリーランスとして自律的に働きたい」(40.0%)や「パート・時短勤務などワークライフバランス重視で働きたい」(31.8%)という意見も見られ、働き方の価値観が多様化していることが明らかになりました。

そこで、「働き方を選ぶ際に重視するポイント」を尋ねたところ、「勤務時間の柔軟さ(リモート、時短など)」(66.8%)が最多となり、「給与・待遇」(62.7%)、「仕事内容」(61.3%)を上回りました。

同社は、「コロナ禍を経てリモートワークや時短勤務などの柔軟な働き方が浸透したことで、働く場所や時間の自由度が重要視されるようになったのでは」と推察しています。

続けて、「今後1~2年以内の転職・再就職」について尋ねたところ、「あまり考えていない」(37.5%)が最多となったものの、「検討している」(30.5%)と「積極的に考えている」(12.3%)を合わせて約4割が転職を視野に入れていることがわかりました。

また、「新しい仕事に挑戦する際の不安」については、「経験・スキル不足」(55.0%)、「年齢の壁」(54.2%)、「勤務条件(給与・待遇)の不安」(50.7%)が上位に挙がっています。

最後に、「スキルアップや学び直し(リスキリング)への取り組み状況」を調べたところ、「まだ取り組んでいないが必要性は感じる」(47.8%)や「積極的に取り組んでいる」(29.3%)など、約8割がリスキリングの必要性を認識している一方で、実際に行動している層は3割程度のため、意識と行動の間に大きなギャップが存在していることがわかりました。

また、「スキルアップや学び直し(リスキリング)に取り組む目的」としては、「将来への備え」(30.0%)、「趣味・自己啓発」(23.0%)、「転職・キャリアチェンジのため」(22.2%)が上位となり、明確なキャリアチェンジや転職を目的とするだけでなく、長期的なキャリア形成への意識の高まりがうかがえる結果となりました。

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