【東京23区】賃貸物件の借り手すぐ見つかる街ランキング マンション1位は「氷川台」、アパートは?
東京23区内において、空室リスクが低い可能性のあるエリアはどこなのでしょうか。不動産投資と収益物件の情報サイト『健美家』および『LIFULL HOME'S 不動産投資』を運営する健美家株式会社(東京都千代田区)が、このほど発表した「賃貸物件の借り手がすぐに見つかりそうな街ランキング」によると、マンション編は「氷川台」(掲載期間17日)、アパート編は「清澄白河」(掲載期間14日)がそれぞれ1位となりました。
調査は、2025年1月~11月の期間に、『LIFULL HOME'S』に掲載された東京23区内の賃貸マンション・アパートのデータを用いて、賃貸物件がサイトに掲載されてから募集終了となるまでの「掲載期間」(中央値)を調査。掲載期間の短い街(駅)を「借り手がすぐに見つかりそうな街」とし、掲載期間が短い順にランキング化したといいます。
投資用賃貸で収益を左右する大きな要因の一つとして、入居者が決まるまでの期間の短さが挙げられます。空室が長引くほど家賃収入が減り、利回りが下がることにつながります。
そこで、賃貸物件がサイトに掲載されてから募集終了となるまでの「掲載期間」(中央値)を調査したところ、マンション編の1位は、東京メトロ有楽町線・副都心線の2路線が使え、池袋・渋谷方面へ直通できる交通利便性の高い「氷川台」(掲載期間17日)となりました。同駅の家賃相場は10万2000円、区分マンション利回り平均は4.84%、一棟売りマンション利回り平均は6.13%となっています。
2位は「戸越公園」「鮫洲」(いずれも掲載期間19日)がランクイン。どちらも品川区内の駅で、「戸越公園」は東急大井町線が通り駅周辺には複数の商店街もあることに加えて緑地も多く生活のしやすいエリア、「鮫洲」は京急線で品川や羽田空港方面にもアクセスしやすく、湾岸の再開発地にも近いことから、空港関連需要やビジネス需要での人気があります。
一方、アパート編の1位は「清澄白河」(掲載期間14日)が1位に。大江戸線と半蔵門線により大手町・渋谷へアクセスのしやすい交通利便性の高さに加え、公園やカフェなどが点在する“暮らしやすさ”からも人気を集めるエリアです。
2位には、東京メトロ日比谷線で霞が関・六本木・恵比寿方面への通勤利便性に優れる「入谷」(掲載期間15日)がランクイン。7万8000円という23区内では比較的手頃な家賃相場も賃貸検討者にとっては魅力。また、利回りは10.45%と他の上位の駅と比べても突出した高水準となっています。
3位には、東急目黒線で目黒・三田線方面へ直通している「武蔵小山」と、小田急線と京王井の頭線の2路線により新宿・渋谷へ直結している「下北沢」(いずれも掲載期間17日)がランクイン。「武蔵小山」は全長800m超のアーケード商店街「武蔵小山商店街パルム」もあり、生活利便の高さが人気、「下北沢」は歩行者空間と商業が洗練されたカルチャー発信地として人気を維持しています。
調査を実施した同社は、「ランクインした街の共通点は、単なる都心一等地ではなく、”高い交通利便性”と”家賃や住環境のバランス”が優れた、生活者にとってのコストパフォーマンスが高いエリアであることです」と説明。
その上で「借り手から人気のあるエリアで投資を行うメリットは、空室による家賃収入の損失(機会損失)を最小限に抑えられる可能性がある点はもちろん、長期間決まらない場合に発生しがちな”家賃の値下げ”や”過度な広告料の支出”といったコスト回避にもつながります」としています。




