父亡き後、心の支えだった祖父が2025年夏に逝去 譲り受けたスーツで臨んだ成人式「じいちゃん、お父さんとお酒でも飲みながら俺の人生見といてな」
二十歳を迎えた男性が、亡くなった祖父から譲り受けたスーツを着て成人式に参加したというエピソードをThreadsに投稿したところ、多くの感動を呼んでいます。投稿主は、2025年に成人を迎えた、きょうやさん(@rakyo.8)。幼少期の祖父とのツーショットと成人式で実際にスーツを着用した姿を載せた投稿には、「おじいちゃんも喜んでくれてるよ」「素敵な成人式」といった温かいコメントが多数寄せられました。
きょうやさんにとって、祖父は「生きて行く上での心の支え的な存在」。そんなが祖父のスーツを成人式で着ようと決めた背景には、深い思いがありました。
「バスケ一筋で、高校からずっと地元を離れて過ごしてきました。2024年の年末、ようやく数年ぶりに祖父と会えたものの、昨年の8月に帰らぬ人となってしまい、そのときが最後になってしまったんです。11歳の時に亡くなった父のこともあり、成人式という節目には『どうしても二人に近くで見守っていてほしい』という強い思いがありました。だから当日は、祖父のスーツを着て、父の香水をふって成人式へ参加したんです」
このスーツは、祖父が亡くなった後に譲り受けたもので、祖父がどのような場面で着ていたかはわからないといいます。サイズ調整はせず、そのまま着用したというきょうやさん。
「やっぱり、『かっこいいスーツやな』って思いました。着こなしに関して特にこだわりはなかったのですが、しいて言えば、このスーツに一番合うネクタイを頑張って探したところですかね(笑)」
祖父のスーツを着て成人式に行くと伝えた際、家族からはどのような反応があったのでしょうか。
「いいじゃん、って感じでしたね。ばあちゃんは、今回の投稿を見て、泣いて喜んでくれました。友達にも、『じいちゃんのスーツなんだ』って言ったら、『良いスーツだね』って褒めてもらえました」
投稿には多くの反響が寄せられました。特に印象に残っているコメントについて聞くと、「『じいちゃんも喜んでくれてるよ』というコメントが、自分にとっては一番心にきましたね」と話します。
「このスーツのおかげで、じいちゃんもお父さんも近くにいるんだ、と感じさせてくれました。じいちゃんには、『お父さんとお酒でも飲みながら俺の人生見といてな』って伝えたいです」





