最も「幸せ」を感じる夫婦の年齢差は? 男女ともに「自分が年下」のほうが幸せを感じる人多く
年の差によって夫婦の幸福度に違いはあるのでしょうか。タメニー株式会社(東京都品川区)が実施した「年の差婚」に関する調査によると、幸せだと思う割合が高かったのは、「-2歳(自分が年下)」が最も多くなり、男女ともに「自分が年下」のほうが幸せを感じる人が多いことがわかりました。
調査は、全国の20~49歳の既婚男女2430人を対象として、2025年11月にインターネットで実施されました。
まず、「結婚して幸せだと思いますか」と聞いたところ、全体の6割強が「幸せ」(幸せ31.1%、どちらかと言えば幸せ33.2%)と回答しました。
また、「配偶者との年齢差」については、約3人に1人が「±1歳以内」(39.4%)となりました。これを出会いのきっかけ別に見ると、±1歳以内の割合が最も高くなったのは「学校での出会い」(63.9%)で、そのうち「±0歳(同じ年)」が50.4%を占めました。
逆に、年の差が4歳以上では、「職場での出会い」(48.3%)や「趣味や習い事の活動」(45.2%)で多くなっています。
さらに、「年上婚」の割合を出会いのきっかけ別に見ると、妻が年上は「お見合いパーティー」(35.4%)が最も高くなった一方、夫が年上の割合は「結婚相談所」(63.6%)が最も高くなりました。
最後に、「結婚して幸せ」だと感じる割合を夫婦の年の差別に見ると、どの年齢差であっても50%を超え、「-2歳(自分が年下)」(76.0%)、「-3歳(自分が年下)」(72.7%)、「-1歳(自分が年下)」(72.5%)の順に割合が高くなっています。
この結果について同社は、「年の差が2歳くらいであると、近しい時代を生きてきたことから価値観が近く、それでいて相手が程良く年長で頼りやすいことから、幸せを感じやすくなるのかもしれません」とコメントしています。
これを男女別に見ると、男性は「自分が3歳年下」(73.8%)が最も高く、女性は「自分が1歳年下」「自分が2歳年下」(いずれも78.6%)が最も高くなり、男女ともに、自分が年下の方が幸せを感じる人が多いことがわかりました。





