のどに刺さった魚の骨、ごはんを飲み込む?そのまま放置? 正しい対処法をクリニックが解説
秋刀魚が美味しい季節になりましたが、食べる時に気をつけたいのが「魚の骨」。喉に刺さってなかなか取れない…と、困ってしまった経験はありませんか?リベ大総合クリニックのインスタグラムアカウント(@liberalarts_clinic)が、そんな時の正しい対処法を解説しています。
■ごはんを飲み込む→骨がさらに深く入り込むおそれも…
魚の骨が刺さった時、「ごはんを飲み込んだら良い?」「放置しておけば骨が溶ける?」などと思いがちですが、実はどちらもNG行動なんだそう。
【絶対にやめた方がいいこと】
・ごはんを飲み込む
昔からそう言われて育ったという方も多いかと思いますが、骨がさらに深く刺さり込んでしまう可能性がありキケンです。
・放置する
魚の骨が溶けることはありません。炎症を起こしてしまう可能性があります。
・ピンセットなどで取る
無理に取るのはNG。他の粘膜を傷つける場合があります。
魚の骨が刺さったら、「うがいをする」「指で取れる範囲のみ取る」この2つを試してみましょう。それでも取れない場合は、耳鼻咽喉科を受診してください。魚の骨ごときで病院?と思われるかもしれませんが、骨が刺さったままだと傷口から感染することもあります。また、太い骨が刺さってしまうと粘膜が傷つく可能性も。「夜間や休日の場合は、救急外来などを利用することを強くお勧めします」とのこと。
【特に注意が必要なこと】
・のどの痛みが強い
・骨は取れたけど、のどに違和感が残っている
・他の魚より太いブリ・タイの骨が刺さった
▽出典:リベ大総合クリニック インスタグラム/魚の骨がのどに…取るor放置





