一見、楽しそうにしてるけど…帰省の時の「義実家ブルー」夫婦で格差くっきり
昨今、「帰省鬱」や「義実家ブルー」という言葉をよく聞きますが、実際どれくらいの人が感じているのでしょうか。株式会社ミズカラ(東京都千代田区)が実施した「義実家と人生・キャリアへの向き合い方」に関する調査によると、「義実家に帰省することに抵抗がない」と答えた割合は、男性が半数近くを占めた一方で、女性では4人に1人と男女で差があることがわかりました。
調査は、全国の25~59歳の既婚男女500人を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。
まず、「義実家に帰省すること」について聞いたところ、「楽しみ」と答えたのは夫が15%に対し、妻はわずか4%。逆に「億劫に感じる」などネガティブな感情を持つ妻は33%にのぼり、義実家帰省に抵抗がない妻はむしろ「少数派」であることが判明。
一方で、「抵抗はない」と答えた割合は、夫が48%に対して、妻では26%となり、「うちの妻は楽しくやってそうだから大丈夫」と思ったとしても、今一度見つめなおす必要があることがうかがえました。
また、「仕事やキャリア選択時にパートナーやその両親に気を遣いますか」という質問に対して、「気は遣わない」と答えた割合を見ると、「義実家に帰ることにポジティブ」な男性は56.7%。一方、「ネガティブ」な男性では28.3%と倍以上の差が発生することがわかりました。
さらに、「仕事に没頭している」男性と「没頭していない」男性では、「義実家に帰省することが楽しみ」と答えた割合がそれぞれ36.7%、8.4%と大きな差が見られました。
◇ ◇
【出典】
▽(株)ミズカラ調べ





