これが本当の「愛Phone」…? 10歳長女が2歳の妹に作った“即席携帯”が話題 驚きのクオリティに12万いいね「天才すぎる」「国宝」
「長女がミンティアの入れ物で2歳さんに“即席携帯”を作ってあげて、それをずっと両手で大事そうに持ってる」
Xユーザーのサメ美さん(@asagamatakuru__)が投稿した1枚の写真が話題になっています。
写真に写っているのは、白い紙を貼ったミンティアのケースを両手でぎゅっと握りしめている2歳の女の子。その“携帯電話”は、10歳になるお姉ちゃんの手作りです。
ケースの上には、時間表示やアンテナマークのほか、“アンパンマン”“バイキンマン”“しまじろう”“ドラえもん”など大好きなキャラクターがアプリ風に描かれており、背景には青空と雲まで。小さな手にすっぽり収まるサイズ感といい、完成度の高さに驚かされます。
この投稿は瞬く間に拡散され、12万件超の“いいね”を集めました。長女がこの“即席携帯”を作ろうと思ったきっかけはなんだったのでしょうか。姉妹の母でもある投稿主さんに詳しくお話を伺いました。
■◼️ 優しさと発想力から生まれた“即席携帯”
ーーお姉ちゃんが“即席携帯”を作ったきっかけを教えてください。
「長女が自分用のミンティア携帯を作っていたのですが、2歳も欲しがると思って用意していたようです。後から絵を描くつもりで紙は貼っていたそうですが、お出かけ前に2歳が欲しがったので、部屋に行きパソコンで調べながら絵を描いて完成させてくれました。ミンティアの入れ物が使えそうだと考えたようです。難しかった点は、画用紙をきれいにまっすぐ貼ること。キャラクターは2歳がDVDでよく見ている大好きなものばかりです」
ーー妹さんの反応はいかがでしたか。
「嬉しそうにパァッと笑顔になり、ぎゅっと握りしめていました。お出かけのときもカバンに入れて持ち歩いています」
ーーこの光景を見たときの感想は?
「本当に嬉しそうでかわいいなと。長女は優しいなあ、と目尻が下がりました」
ーーこのあと“即席携帯”はどうなりましたか。
「アンパンマンたちと電話をしたあと、このミンティア携帯を開けておもちゃのお金を入れ、『お財布にもなる!』と喜んでいました」
ーーおふたりの関係性や性格を教えてください。
「長女はこれまでもいろいろな素敵なものを作ってきました。動く“はらぺこあおむし”や、義妹の結婚式で渡したプレゼントも折り紙で作り、Xでもたくさん褒めていただきました。凝り性で根気があり、集中力もある子です。2歳は天真爛漫でとてもかわいいのですが、何度か姉を泣かせたことも。正反対の性格なので、見ていて面白いですし、お互いに違う個性から学んでいってくれそうだなと思います」
リプライには、「最高…」「素敵なプレゼント」など称賛の声が殺到。温かいコメントであふれています。
「心が浄化されました」
「これが本物の愛phone」
「サイズ感がまた良いですね!」
「2歳さんの人生の宝物になりそう」
「天才。さらに優しい…ゆえに国宝」
「長女さん天才! 選んだキャラも素敵すぎます」
「2人ともかわいすぎる! 絵の上手さにも驚き」
「とても心温まる時間。思いやりのあるお姉ちゃんと育てている親御さんにも幸あれ」
「素敵すぎる! 発想も絵の細かさも全部に優しさがつまってる」
(まいどなニュース特約・梨木 香奈)





