「Caps Lockキーの押し間違い」という地味だけど大きなストレスとなる元凶を食い止めるべく、お手製の物理的ストッパーを披露したXの投稿が、958万回を超えるインプレッション、9万以上の”いいね”を集めるなど話題となっています。

投稿主は大学生の”しょーさ”さん（@shosa_meimei）。「レポート執筆中に焦って何度か押し間違え、イライラが限界に達して作りました。うまくはまって、ある程度快適になって満足です」と話します。

しょーささんは、レポート作成に集中している最中に何度もCaps Lockキーを誤って押してしまい、文字が全部大文字になってやり直し──という“あるあるミス”が連発。思わず「もう我慢の限界や」と叫ぶような心境でストッパー作成に踏み切ったといいます。

「日本語を書いていると急に日本語が入力できなくなったり、英語を書いていると急に大文字しか打てなくなったり。地味にイライラします」（しょーささん）

気になるのは、この“キー防止カバー”をどうやって作ったのかという点。

「CADでモデリングして3Dプリンタで印刷しました。簡素な構造なのでトータルで30分かからないくらいでできました」（しょーささん）

精密な設計や専門知識が必要そうに見えるかもしれませんが、しょーささんによれば、基本的な設計ソフトと3Dプリンタがあれば誰でも作れるとのこと。

SNSで大きな反響を呼んだことについて尋ねると、「只々驚くばかりです。こんなにも同じ思いを抱える人がいらっしゃるようで、嬉しかったです」とのこと。

多くのユーザーから「キーキャップじゃなくキーキャップキャップ作るの天才すぎる」「10個ぐらい欲しいです！」と称賛の声が寄せられましたが、中でもしょーささんの印象に残ったのは、他のキーへのストッパー希望の声でした。

「InsertキーやNumLockキーにも『同じものが欲しい！』という声があり、印象に残っています。気が向いたら作ってみようと思います」（しょーささん）