「幼稚園の鉢植えからしか得られない栄養がある」園児の手書き文字の尊さよ「今日一日分の元気出た」

「幼稚園にある

ぴーぃまんの鉢植えからしか

得られない栄養がある」

 幼稚園のピーマンの鉢植えの土にさし込まれた園芸ラベルに書かれた「ぴーぃまん」の文字の可愛らしさが「X」で話題になりました。園児が一文字、一文字精いっぱいていねいに記したであろう筆跡を見た人たちから感動の声が多数届いています。

「ああ良いですねぇ 栄養というか溜まった毒素が抜けます…」

「かわいすぎる 今日一日分の元気出た!!」

「これは世界樹の葉」

「尊い(語彙力は飛んだ)」

「幸せの種ですね」

「もう、ピーマンからぴぃーまんに名前変更しましょうよ 農林水産省に言っておきます」

 写真を投稿した「ぽん」(@cotonapon)さんは4歳の男の子と2歳の女の子のお母さんです。ぽんさんは現在は時短勤務で働いており、息子さんは年中さんなのだそう。

 ぽんさんにこの文字を見た時のことをお聞きしました。

■懸命さが愛おしい

--ぽんさんが「ぴぃーまん」の文字を見た時、どんなお気持ちに?

可愛すぎる!一生懸命ゆっくり書いたことが筆跡からも伝わってきて愛おしい。とにかくかわいい。ずっと見ていたい。声に出して読みたい(実際読み上げてしまいました)。癒される!こんなに可愛い文字がこの世界に存在するのか?という気持ちになりました。

--順調に育っているように見えますが、いかがですか?

鉢植えのお世話は園の先生と子どもたちが一緒にやっています。畑も自分たちで耕して、何を植えるかも子どもたちが話し合って決めて、今年はスイカ、メロン、トマト、きゅうり、いちご、ピーマン等を植えているようです。

昨年秋にはさつまいもを収穫して、みんなで園庭に出て焼き芋を作って食べたようです。子ども園なので、2歳の子がまいにち「がんばーえ!いちご、おおきくなーえ!」としゃがんでまだ緑色のいちごに向かって話しかけている姿もありました。

■収穫を喜ぶ姿が楽しみ

--立派なピーマンができたら、お子さんにどんな言葉をかけてあげたいですか?

ピーマンの収穫予定日は未定ですが、どんなふうに食べたいか、子どもたちがみんなで話し合って決めるようなので、子どもたちの喜ぶ姿を想像すると嬉しい気持ちになります。「よかったね、みんなで大事にお世話したからこんなに大きく立派に育ったね。おめでとう!」と声をかけてあげたいです。

■白い小さな花が咲いた

 さらにぽんさんは「ピーマンの苗はその後も順調に育っているように見えます。今日見たら白い花が咲いていました。蕾も増えてきています」といううれしい報告とともに、白い小さな花が咲いた苗木の写真も編集部に送ってきてくれました。収穫の日が待ち遠しいですね。

(まいどなニュース特約・山本 明)

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