友だちの彼氏彼女を好きになったら 経験男女203人に聞いた 友情より恋を選んだ人の行く末は

「友だちの恋人を好きになってしまった!」…そんな時、みなさんならどう行動しますか。株式会社ネクストレベル(横浜市西区)が運営するメディア『マッチングアプリ大学』が実施した「友達の恋人への恋についての調査」によると、男女ともに「あきらめた」が最多となりました。一方、「告白・アプローチをした」と答えた人のうち、男性が2割強、女性の4割弱が「交際に発展した」と回答したそうです。

調査は、過去に友だちの恋人を好きになってしまった経験がある全国の18~39歳の未婚男女203人(男性87人/女性116人)を対象として、2024年1月にインターネットで実施されました。

まず、「友だちの恋人を好きになってしまったときの行動」について尋ねたところ、”自分と友だちの関係”や”友だちの気持ち”を考えると、「恋はあきらめざるを得なかった」(男性25.3%、女性29.3%)という回答が男女ともに最多となりました。また、あきらめることは簡単にできないものの、かといってアプローチするわけにもいかず、「そっと思い続けた」(男性17.3%、女性21.6%)が男女ともに次点となっています。

回答者からは、「一時的な恋心よりも、長い時間を過ごした友人との友情を大事にするべきだと思った」「友だちの幸せを壊すようなことはできなかった」「好きという気持ちを否定する気もなかったので、ただ想っていた」といった声が寄せられました。

一方、「相手に告白をした」人の割合をみると、女性の4.3%に対し、男性は約3倍の12.6%、「告白まではしないものの相手にアプローチをした」と答えた人は、女性の11.2%に対し、男性は17.3%と、どちらも男性のほうが多い結果となりました。

ちなみに、「好きになってしまった友だちの恋人とのその後の関係」については、男女ともに「とくに進展なし」(男性51.8%、女性56.0%)が半数を超えました。男女ともに「あきらめる」「そっと思い続ける」など告白やアプローチをしない人の割合が多いことから、関係が進展することはあまりないことがうかがえます。

一方で、男性の9.2%、女性の8.6%は「自分と交際した」と答えています。これを友だちの恋人に「告白した」「告白まではいかがないがアプローチをした」と答えた人にしぼって結果を見てみると、男性は26.9%、女性は38.9%が「交際した」と答えており、告白やアプローチを経て交際に至る人も、実際には少なくないことが分かりました。

ところで、自身の気持ちを友だちは気付いているのでしょうか。調査の結果、男性の52.9%、女性は65.5%が「自分の気持ちは友だちに気付かれていない」と回答。次点は「わからない」(男性31.0%、女性24.2%)となり、「彼女と親しい様子は見せてしまっていたかもしれない」「彼を褒めたりしたので、もしかしたら疑問に思われたかも」といった声が寄せられました。

なお、「その後の友だちとの関係性」については、男女ともに「以前と変わりない」(男性80.5%、女性79.3%)が最多となり、「前より仲良くなった」(男性4.6%、女性5.2%)を合わせると、8割強が良好な関係であることが分かりました。

最後に、「今後、もしもまた友だちの恋人を好きになりそうになったらどうしますか」と尋ねたところ、女性は「好きにならない努力をしたい」(56.0%)が最多となった一方、男性では「好きになってみないとわからない」(40.2%)が最も多く、「好きにならない努力をしたい」は女性の約半分の27.7%という結果になりました。

また、友だちの恋人に恋をしている人へのアドバイスとしては、「とにかく自分の気持ちに素直になったほうがいい」「ほんとうに自分に必要な相手なのかよく考えることが大事」といった意見が寄せられたそうです。

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【調査概要】

調査方法:インターネットアンケート

調査対象:18歳~39歳の友だちの恋人を好きになってしまった経験がある未婚男女

アンケート母数:男性87名・女性116名(合計203名)

実施日:2024年1月19日~2024年1月31日

調査実施主体:マッチングアプリ大学(https://jsbs2012.jp/)

調査会社:株式会社ネクストレベル

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