ロンギヌスの槍を抜く…だと?「碇、まだ早いのではないか?」槍はどこへ…管理する山口県宇部市に聞いた

「ロンギヌスの槍は、ときわ公園内に移設します」。ロンギヌスの槍を展示するときわ公園(山口県宇部市)が、槍の引っ越しを発表しました。全長7.3メートルの槍を抜き、公園内に移すといいます。

ロンギヌスの槍は2023年10月に展示が始まって5カ月がたったばかり。冬月副司令が「碇、まだ早いのではないか?」と問いかけそうな局面ですが、緊急を要する使途があったのでしょうか。ときわ公園がある宇部市に聞きました。

山口県宇部市出身の庵野秀明監督が原作・総監督を務める「エヴァンゲリオン」シリーズにちなんだイベント「まちじゅうエヴァンゲリオン」の一環で、地元宇部市の企業が巨大な槍を製造しました。槍が展示されたときわ公園・彫刻の丘には前年同期比1・6倍の約9万9000人が来場。県外からも前年同期比4・4倍の約1万9000人が訪れました。

ーなぜ槍を動かすんでしょう。まだ早いのではありませんか?

「もともと彫刻の丘での展示は2023年10月~2024年1月の期間限定でした。同じ公園内にある常盤橋のたもとに展示場所を移します。300メートルほど動かすことになります」

既に槍は2月13日にクレーン車などで引き抜かれ、16日に常盤橋のたもとに移設し、23日に設置工事が完了する予定です。

移設先は人工の湖である常盤湖のほとりです。LCLの海のように凪(な)いだ湖面をバックに記念撮影するのも楽しそうです。

(まいどなニュース・伊藤 大介)

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