「子ども未来戦略方針」に対する、ママ3182人の反応は…「もうひとり子どもを産みたいと思えない」が5割超

政府が、少子化対策の一環として「こども未来戦略方針」を2023年6月に閣議決定したことをうけて、株式会社インタースペース(東京都新宿区)は、同社運営の情報発信メディア『ママスタセレクト』にて、全国の母親3182人を対象に「子ども未来戦略方針」に関するアンケート調査を2023年6月にインターネットで実施しました。

その結果、「”こども未来戦略方針”が実施されたら、もうひとり子どもを産みたいと思った」と答えた母親は17.9%。その一方で、50.7%の母親が「もうひとり子どもを産みたいと思えない」と回答しています。

「産みたいと思わない理由」としては、主に「世帯収入の不安定さ」「学費・教育費への不安」「社会への不安」の3つが挙げられており、「多少の補助があっても生活水準があがらない生活では難しい」「せめて国公立大学は無料にしてほしい」などのコメントが多く寄せられました。

なお、「どちらでもない」と答えた人は31.4%で、その理由としては「働く環境が整っていない」「母親自身のメンタルに不安がある」が挙げられています。

調査を実施した同メディアは、「多くのママがあらゆる面においてギリギリの状態で子育てに臨んでいる姿が見えるようです」とコメント。さらに、「安心して子どもを預けられる場所の整備、育児中の母親の心身をサポートする機関や制度の整備は急務といえそうです」と述べています。

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