保存している食品を「まだ食べられる」と思うライン…「変な臭いや傷みがない」「消費期限過ぎて数日程度」を超えたのは?

梅雨時期は気温や湿度が高くなり、食中毒が気がかりな季節。そこで、全国の20~69歳の男女1100人に調査をしたところ、食事や食材が余ったときの保存方法は、6割強の人が「とりあえず冷蔵庫に入れる」と回答しました。また、保存している食品を「まだ食べられる」と思うラインについて、最も多かった回答は「賞味期限が数日過ぎても気にしない」だったそうです。

マーケティング・リサーチ会社の株式会社クロス・マーケティング(東京都新宿区)が、「食品の保存に関する調査(2023年)」と題して2023年6月にインターネットで実施した調査です。

まず、「食事や食材が余ったときの保存方法」を教えてもらったところ、最も多かった回答は「取りあえず冷蔵庫に入れる」(64.9%)でした。これを年代別にみると、20代では58.6%であったのに対し、60代では73.6%と、年齢が上がるにつれて割合が多くなっていました。

そのほかの回答では、「取りあえず冷凍庫に入れてしまう」(17.3%)、「そもそも余らせないようにしている」(14.1%)、「冷凍庫・冷蔵庫に入れずに常温保存している」(6.4%)などが挙げられています。

続いて、保存している食品の「『まだ食べられる』と思うライン」について複数回答可で答えてもらったところ、「賞味期限が数日過ぎても気にしない」(46.1%)、「消費期限が数日過ぎていても気にしない」(32.5%)、「変なにおいや傷みがなければ気にしない」(29.9%)、「ちょっとでも色が変わったりしていたら食べない」(20.4%)と続いた一方、「消費期限を絶対守る」(18.9%)、「賞味期限を絶対に守る」(11.7%)は少数派となりました。

次に、「冷蔵庫を使っていて、気になることや困っていること」について複数回答可で答えてもらったところ、「冷蔵庫の中の掃除をしていない」(24.2%)、「冷蔵庫の中のスペースが足りない」(18.4%)、「冷蔵庫に入れた残りものがいつまで食べられるか不安」(16.9%)といった回答が上位に挙げられました。

また、「冷凍庫の気になること・困っていること」についても同様に答えてもらったところ、「冷凍庫の中のスペースが足りない」(24.6%)、「冷凍庫の中の掃除をしていない」(22.7%)、「冷凍してからどのくらいもつか分からない」(21.5%)などの回答が上位に並んだそうです。

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