「一眼レフで撮ったみたい」iPhoneで桜をきれいに撮る方法がSNSで話題に、実際に試してみた

桜が見頃を迎えるこの季節。いざスマートフォンで写真を撮ろうと構えるも、構図や機能の使い方に迷う人も多いのでは。

そんなあるあるな悩みを解決する投稿が、インスタグラムで注目されています。投稿者は、カメラマンのKANO(@kanoo0o0)さん。iPhoneを使った写真や動画テクニックをSNSで発信するKANOさんは、桜と一緒に人物を一緒に撮る方法を動画で紹介しました。

KANOさんが使っている機種はiPhone14 Pro。完成した写真は手軽に撮った写真とは思えないほどのピントの合い方です。KANOさんがiPhoneでの桜の撮り方を教えてくれました。

【手順】

1:カメラを起動し、ポートレートを選択(使用機種で倍率変更が可能であれば3倍に)

2:フィルターで「ビビッド」を選択

3:縦と横のグリッド線の交わる箇所に人物の顔を持ってくる

4:ピントを合わせたい部分(今回は顔)を長押しすると、黄色い枠の隣に太陽マークが出てくるので上に調整する

追加ポイントとしては、

・太陽の位置は逆光になるように

・桜を人物の前に映り込ませた状態で顔にピントを当てる

・桜の枝が対角線構図になるところに人物に入ってもらう

以上を意識すると、より近いイメージで撮影できるそうです。

機種やiOSのバージョンによっては、一部機能が使えない場合があります。記者が使っているiPhoneではポートレート時の倍率変更ができないものの、それ以外は手順通り撮影できました。また、グリッド線は機種によっては「設定」から「カメラ」に進み、「グリッド」の項目をオンにすると表示されます。

実際に撮影したところ、1番手こずると思っていたピントはポートレート機能が自動でやってくれるので簡単に実践できました。前ボケを作るのは難しいのですが、追加のポイントはできなくても十分綺麗な仕上がりです。

桜以外でもスマホで写真を撮る際のポイントをKANOさんに聞いてみました。「フィルターを使ったり、ポートレートモードをうまく活用することです。他にも目線を変えてみるということが大事だと思います!いつもの視線からスマホを構えるのではなく、少しあおってみたり、しゃがんで目線を落としたりすると、面白い写真になりますよ」(KANOさん)

なお撮影する際は、撮影場所が定めたルールを守るほか、周囲の人への配慮も忘れないようにしたいですね。また、桜の木はとてもデリケートなので、枝を持ったり折れたりしないように撮影をおこなってくださいね。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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