本がボロボロになるまで飼い方を勉強した愛猫との別れ 春からひとり暮らしの娘さん、猫たちを順にぎゅっとして涙

春は出会いの季節ですが、同時に別れの季節でもあります。愛するペットとのしばしの別れを惜しんだ人もいるのではないでしょうか。

「娘の引越しが無事に終わりました。10年前サスケのために本がボロボロになるまで猫の飼い方を勉強した娘は、サスケをぎゅっとして、サクラをぎゅっとして、ハチミツとげまるの順にぎゅっとして、最後にまたサスケをいつまでもいつまでもぎゅっと抱きしめて泣きながら家を出ました」

Twitterにそう投稿したのは、みふゆ(三冬)さん(@mifuyu_916)。

リプ欄には、

「進学で家を出てからも10年間。帰省したらお出迎えしてくれた子のこと思い出しました。猫に会いたくて、会いたくて。まとまった休みは帰省していた学生時代だったなー」

「僕の妹も福岡の大学で下宿しておりましたが、毎週のように帰っていました(笑)」

「うちの息子も先日都会に引っ越しました。息子はキレイに布団をたたんでいきました。初日だけ猫は息子の部屋で寝ていましたが、息子が帰ってこないのが分かると、なぜか寄り付かなくなりました。都会で猫カフェ探すそうです」

など、同じような経験をした人からの投稿が相次ぎ、「いいね」は2.2万件を超えました。

みふゆ(三冬)さんにお話を聞きました。

ーーお嬢さん、進学されたのですか。

「春から大学生になりました」

ーーサスケちゃんを飼い始めた時は、本を買って勉強されたのですか。

「猫を飼うのは初めてだったので、一生懸命に勉強しました。病気のことなどは私より詳しく、聞いたら『ここに書いてあるよ』と教えてくれました」

ーー帰省すると分かっていても、辛かったのでしょうか。

「毎晩一緒に寝ていたので、離れがたかったのだと思います」

ーーサスケちゃんには一番思い入れがあるのですね。

「娘にとって『初めての猫』だったのがサスケです。ペットショップでも『絶対この子がいい』と決めたのは娘で、名前も娘がつけました。他の子たちは、『うちの猫』。でも、サスケは『私の猫』なのだと思います」

ーー猫たちは、何か感じているようですか。

「ごはんを食べる量が減っています…痩せちゃう」

ーー次はいつ戻ってこられるのでしょうか。

「大学は家から十分通える距離なので、猫に会いたさにちょくちょく帰ってくるといいなと思います」

猫たちの食欲が落ちたとは心配ですね。お姉ちゃんが我慢しきれずに、すぐに帰ってくるといいですね。

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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