「パグの可愛いところ詰まってる」というつぶやきとともに投稿されたパグ犬の画像が話題になっています。舌をぺろ～んと出して、気持ち良さそうに眠る姿を見たパグファンからは、

「美しすぎる横顔」

「ちょっとベロ触りたいな」

「鼻ぺちゃどころか埋まってる！可愛いです」

「息してますか」

という反響が寄せられ、「いいね」は3.5万件にもなりました。

画像のパグ犬の名前は、ボンちゃん。推定7歳の女の子、繁殖引退犬です。飼い主のボンさん（@LdrXwm）にお話を聞きました。

ーーベッドで熟睡しているのですか。

「はい、犬用クッションで寝ています」

ーー舌がかなり出ているのですが、寝る時はいつもこんな感じですか。

「ベロはいつも出ていて、たまにしまってある時もあります」

ーー首がかなり上がっていますが、しんどくないのでしょうか。

「ほぼ毎日このような体勢で寝ているので、苦しくはなくリラックスしていると思います」

ーー毎日なんですね。

「これは夜寝るとき用のクッションなのです。最初は私たちのベッドや床で寝たりウロチョロしますが、夜中最終的にあのクッションであのような体勢で寝ています。あのまま朝まで寝ていることが多いです」

ーーパグ犬の可愛いと思うところを教えてください。

「パグの可愛さは、平らな顔、おじさんのようないびき、丸まったシッポ、垂れた耳です」

ーーところで、ボンちゃんは繁殖引退犬なんですね。

「そうです。悪質なブリーダーのところにいたようです」

ーー今は幸せそうですが、辛い思いをしたのでしょうね。

「インスタを見ていた時に、たまたま里親募集をしていたボンちゃんを見ました。実際会いに行くと当時は4.5キロしか体重がなく、ガリガリで感情がないような目をしていました。レスキューした時は、とても臭かったそうです。元々の性格なのかわかりませんが、誰かが手を上に上げるだけで怖がるような素振りをするので、もしかしたら過去になにかあったのかもしれません」

ーーなぜ“里親”になられたのですか。

「実際に会ってみて、この子の今後の犬生を幸せにしてあげたい。この子を家族に迎えたいと思い、家族会議をしてお迎えすることを決めました」

舌をペロンと出してすっかりリラックスしているボンちゃん。安心して暮らせるずっとのお家が見つかって良かったですね。

（まいどなニュース特約・渡辺 陽）