譲渡会で迎えた猫でアレルギー発症、辛くて涙ポロリ→猫がお手てでトントン「絶対に幸せにする」との思いに症状が消えた!?

■兄弟がいないから、猫が欲しい

ちょびちゃん(2歳・メス)は、長野県の保護センターにいた。2020年9月、譲渡会に出ていたのだが、その時佐々木さんと出会ったという。

佐々木さんは、地元の長野県に一家で移住して2年目を迎えようとしていた。生活にも慣れ、マイホーム計画も進行していた。そんな時、6歳の娘が「猫が欲しい」と言い出した。佐々木さんは病気で妊娠するのが難しかった。一人っ子で寂しかったのか、最初は「兄弟が欲しい」と言っていたのだが、兄弟はあきらめたのか、「猫」に変わっていた。

「確かに種は違えども兄弟のように育ってくれるかもしれないと思いました。『じゃあ、とりあえず見るだけ見てみよう』と、譲渡会に行きました」

佐々木さんはもともと猫アレルギーを持っていた。ただ、体は拒否しても猫が大好き。ずっと猫のいる暮らしに憧れていた。譲渡会に行くのもかなり悩んだ末のことだったが、ちょびちゃんに会って、気がついたら迎えていたという。

■猫アレルギーを発症

その日のうちにちょびちゃんを家に連れてきたが、翌日から夫も娘さんも仕事や学校でいなかった。幸いちょびちゃんはすぐに慣れて、佐々木さんが横になると首のところで寝た。距離が縮まって嬉しい反面、ちょびちゃんが触れたところや舐めたところに蕁麻疹が出た。喘息の症状も出るようになり、夫は、「事情を話して返そうか?」と言った。

しかし、佐々木さんは、「せっかく我が家にすぐに慣れてくれたのに、人間の事情で振り回してはいけない」と思い、薬を飲みながら我慢した。1週間が経ち、いよいよ辛くなってきて、「もうだめかも」と思うと涙が出てきたという。

「不安になって泣いていると、ちょびがひと鳴きして私に擦り寄り、お手手でトントンしてくれたのです。びっくりして、この子を絶対に幸せにすると決意しました」

すると不思議なことに喘息の症状はなくなり、蕁麻疹も次第に出なくなった。夫妻は、「愛の力だ!」と大喜びした。

■二人目の娘のよう

「愛の力」で迎えることができたちょびちゃん。佐々木さんにとってちょびちゃんは、二人目の娘のようだという。

「甘えん坊でストーカーで、とても可愛いです。いたずらもしますが、そんなところも我が子のように可愛いです」

「猫が欲しい」と言った娘さんは、本当の姉妹のようにちょびちゃんを可愛がっている。ちょびちゃんも夜は必ず娘さんのそばで眠り、何をされてもほとんど怒らず、危害も加えない。

「お互い自分がお姉さんだと思っているようで、笑ってしまいます」

(まいどなニュース特約・渡辺 陽)

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