激烈な肩の痛み、四十肩ではなく原因は石だった ネット、それな!「肩が石灰化してる」「今まさにこれ」

ある日、左肩に起こった謎の激痛。一睡もできないほどの痛みと闘う漫画をツイッターに投稿したのは、漫画家の黒木崇文さん(@IKUMAN4)。ツイートは1.5万いいねがつくほど反響を呼びました。

左肩の激痛、さらに原因をネットで検索すると「心臓病」かもと出てきたことから、日曜診療に向かった黒木さん。幸い心臓関係ではなく、医師からは四十肩と告げられました。しかし、痛み止めをもらうも効果はなし。次第に動かすこともままならなくなり、黒木さんは整形外科を受診。医師から「激烈に痛かったでしょう。肩に石ができていますね」と言われ「石灰沈着性腱板炎」と判明しました。

病院での適切な処置で、現在は症状もおさまったといいます。10年ほど前だという当時の状況を黒木さんに伺いました。

■症状が悪化、最終的には動かせなくなった

ーー症状が落ち着いてよかったです。肩の痛みは急に?

「最初は肩が固くなったのかなという感じでした。運動不足が原因かと思い肩を回したり、水泳したりして悪化し、仕事中に最終的に動かせなくなりました」

ーー具体的に症状はどのような感じでしたか。

「最初は肩こりとは違う痛みで、日に日に悪化し最終的には重力で引っ張られるのすら痛くて、動かせなくなりました」

ーー原因は分かっていますか?

「(医師から)原因は不明と言われました。ツイッターで同じ病気を患った方が、医師から同じ姿勢の継続が良くないと言われたとのことです」

ーー左肩に負担がかかってたのでしょうか。

「酷使しているとは思っていませんでしたが、定規を固定したり、紙を押さえたり、長時間同じ姿勢で使っていたのかもしれません」

ーー医師から対策法などは教えてもらいましたか。

「対策はないようです。私自身は少しでもあの時の違和感を感じたら、なるべく痛い動きをしないようにして、整形外科で見てもらい薬をもらうようにしています」

◇ ◇

コメントには「これ、妻もなった。朝起きたら、肩が上がらない。痛いと。病院に連れていったら肩が石灰化してると言われました」「昨日病院で診断されたのは、まさにこれでした」「数年前に父親が同じ症状になりました。30年以上連れ添った母が、『腰の骨折った時も泣かなかったお父さんが、痛みで泣いているのを初めて見た』と驚いていました」と自身あるいは家族に同様の症状が起こった人たちが続出していました。同様の症状の方は早めに整形外科を受診してくださいね。

(まいどなニュース・門倉 早希)

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