「アナタの心の隙間 お埋め致します」

こんなつぶやきとともに、愛猫の写真をツイッターに投稿した「ミヤオ」（@mel13818164）さん。そこに写っていたのは、小さなお手てを胸に当てながら迫ってくる猫ちゃんの姿･･･「心の隙間　お埋め致します」って、ちょっと何かたくらんでそうなお顔？ 飼い主さんに聞きました。

漫画『笑ゥせぇるすまん』の主人公・喪黒福造の名ぜりふがピッタリな猫ちゃんに「是非!!」「よろしくニャン♡」などと“心の隙間”を埋めてほしい人たちが続出。たくさんのコメントが寄せられています。

「ズキューンッ」

「きゅん♡」

「是非！！隙間だらけだにゃ～ん！！」

「私の疲れた心を癒して」

「お？お？ぼく？！もぅねもふらせて下さればそれで」

「心の隙間も良いけど、お財布の隙間を埋めて頂けませんか？」

「かわえぇなぁ！少しばかり何か企みを含んだお顔！」

「帽子があれば！笑うにゃーるすまん！」

「埋めた後に…ドーン」

多くの人たちをくぎ付けにした猫ちゃんは、アメリカンショートヘアの玉三郎さんといいます。13歳の女の子です。画像いっぱいに迫ってくる玉三郎さん。いったい、何をしていたのでしょう？　撮影したときのことを、投稿した飼い主さんに伺いました。

■“心の隙間を埋めたい”猫は･･･食事中の飼い主を邪魔していた！

－－喪黒福造ばりのセリフが似合う玉三郎さんの写真が話題になりました。ちょっと悪そうなお顔をしていましたが･･･撮影時、何をしていたのでしょう？

「テーブルの上に乗り、私の食事の邪魔をしておりました」

－－飼い主さんは食事中だったのですね。

「はい。食事中、ずっと写真のような『何かお役に立てませんか？』みたいな仕草でズイズイ寄ってきてたので（笑）スマホで撮って投稿しました！」

－－確かに、胸にお手てを当てている姿が「お役に立ちたい」風の物腰かも。撮影後、玉三郎さんはどうなった？

「私の食事が終わるまで邪魔をし続けてました･･･」

－－あらら。そんな渋いショットを披露してくれた個性溢れる玉三郎さんですが、普段はどんな猫ちゃん？

「普段は犬と追っかけっこすることが好きな子です。でも ちょっかいかけてはすぐ飽きてテーブルの上で寝ちゃいますが･･･それに梨の皮が大好き！ 梨をむくときにはず横にスタンバイしてます（笑）」

－－玉三郎さんをおうちに迎えたきっかけは。

「とても酷いペットショップでガリガリに痩せていた子猫が定価の半額で売られていました。それが玉さんです。私は即決で購入し連れて帰りました。当時、そのペットショップでは排泄用の猫砂さえも使っていなくて猫も犬と兼用のシーツのみを使用。そのせいで、今でも猫砂トイレではおしっこができず、ペットシーツでしています」

－－ミヤオさんに見つけてもらって今は幸せな毎日を過ごす玉三郎さん。今後はどんな写真を投稿していきたい？

「玉さんのほかにも、犬やラグドールの12歳の女の子、ミヤオという猫がいます。これからも猫たちの写真をはじめ、犬と楽しそうにじゃれている玉さんの写真なども投稿していきたいなと思っています！」

（まいどなニュース特約・渡辺 晴子）